理事長挨拶

平素より、私たちの活動にご理解とご支援を賜りまして、心より感謝申し上げます。

さて、私がおおぞらで仕事をするようになって6年程になります。

私の8歳下の弟は知的障害があり、おおぞらを利用していたこともありました。とはいえ、それまで福祉と関わりのなかった私は、おおぞらがどのような活動をしている所なのか知りませんでした。関わりのきっかけとなったのは、農業です。当時私は、無肥料での野菜作りをしており、それを気に入っていただき、おおぞらで購入してもらうようになりました。そんな中、秦理事長(当時事務局長)から、「“障がい者と兄弟”という内容で卒論を書いている学生がいるので、質問に答えてあげてほしい」と依頼をされ、障害のある兄弟がいる事による、良い事・悪い事を経験し、自分なりに考えてきたことを答えさせていただきました。その時の話を秦さんに共感していただき、「一緒に仕事をしないか」と声をかけていただきました。「誘われたらやってみる!」を信条にしていますので、二つ返事で仕事を始めました。そして、日中活動の場である“きりの木”を立ち上げ、新グループホームの設置をめぐる、地域住民の方々への説明会に立ち会うなど、おおぞらの一員として活動して参りました。

障がい者を取り巻く状況は刻々と変化しています。株式会社の参入も相次いでいます。選択肢が増えることは大変喜ばしいことです。だからといって、“特定非営利活動法人”である私達の役割が少なくなってきたかというと、そうではないと考えています。なぜなら、おおぞらの理念である『障がい者が地域で自己決定をしながら普通に暮らす事』はまだまだ道半ばであるからです。

今後のおおぞらの活動を楽しみにしてください。そして皆様にもぜひご参加いただき、一緒におおぞらを育てていただければ幸いです。

特定非営利活動法人 おおぞら 理事長 小澤 純也